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help リーダーに追加 RSS 第48話:フィリピンの乗物−ジプニー

<<   作成日時 : 2006/05/12 18:18   >>

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 フィリピンの乗物といえば真っ先に思い浮かぶのがジプニーです。ニュース等で見たこともあるとは思いますが、バスより小さい、乗合自動車で、これは第二次大戦後に米軍が残していった軍用ジープを改造したのが始まりで、現在は日本から輸入された中古自動車のバーツで作っている。以前、老舗のジプニー製造会社が閉鎖したというニュースが流れていたように、新たな需要はあまり望めなく、廃業する製造会社が多くなっているという。大きいところは、従業員が何十人もいるようなところや、2〜3人で作っているようなところもあるようで、製造会社の方の景気はイマイチのようです。昨年、どこかの省庁の大臣がパプアニューギニアが何処かに、このすばらしいジプニーを輸出するという計画を発表していましたが、その後どうなったのでしょうか、続報がニュースになっていません。
そうそう売れるとは思えませんしね。

 シャーシーやエンジンは日本の中古車からの転用で、ボディーはブリキ製がほとんどですが、なかにはステンレスを多用した高級車も存在します。値段は新品(?)で20〜30万ペソ(日本円で50〜70万円程度)で、我々からみたら安いといっても、フィリピンでは庶民では購入できません。
ジプニーは運行区間が決まっており、庶民はジプニーが運行している道路まで、トライシクル(サイドカー付きバイク)やペティキャブ(サイドカー付き自転車)を使い、その後ジプニーを乗りついて目的地の近くまで行き、そこから、又、トライシクル等を利用して最終目的地に向かいます。 その為、目的地によっては何度も乗り換える必要があり大変です。
 料金はマニラ首都圏では最初5ペソ程度、行先は車体のサイドに記載されているが、我々にはなかなか判りにくい。ただ、走っている路線は決まっており、停留所等はなく、何処でも止まってくれるので、慣れると便利なようです。

 但し、夜中等はよく強盗に襲われるとのことで、カラオケのおねーさん達は夜間はジプニーは使わずタクシーにするという娘が多い。後部は開放されており乗り込み易く、止まったときに数人の強盗団が乗車してきて、取り囲み、金や携帯電話を強奪していくケースが多い。抵抗して刺された、撃たれたというニュースも流れます。

 ジャパユキさんを初め、海外出稼ぎ者がオーナーとなっている事が多いようで、フロントガラスの上部には普通所有者の名前を書いているようですが、なかにはいろいろな言葉を揚げているものがあり、これが面白い。
日本人の名前もよくみかけます。きっとジャパユキさんと仲良くなった人達が仕送りをして、その金で購入したのでしょう。又、ボディーには色々鮮やかな絵が描かれていますが、中東の油田の絵(サウジアラビア辺りに出稼ぎにいった金で購入したのでしょう)、船の絵(オーナーはきっと船員です)、富士山や日の丸、日本の風景を描いたものも多数見かけます。

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