マニラの微風

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help リーダーに追加 RSS 第54話:フィリピンの乗物―カレッサ(2)

<<   作成日時 : 2006/06/03 10:46   >>

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 さて、我々全員が乗ると、通常御者は一人なのに、2名乗ってきて、園内を回り始めた。御者の一人がしきりに何かと話し掛けてくるが、知らん顔をしていた。そして、直ぐにカレッサは園内から道路に出て、更に、タガイタイの外輪山沿いの主要道路から、湖とは反対側の小さな道に入っていった。

 そして、どんどん森のなかに入って行くではありませんか、子供達は屈託がなく、キャキャ言っていますが、辺りには家もなく、車も通らないし、全く人通りもなくなり、御者もグルで強盗に襲われるのか?と緊張していました。

 その頃になると御者も小生が外国人である事が分かったようで、片言の日本語や英語で親切そうに話し掛けてきます。日本語には反応しないように、英語で適当に相槌を打っていましたが、これは、こちらを安心させて油断させて襲うつもりだなと身構えていました。

 しかし、心配することもなく、カレッサはぐるっと回って1時間ほど掛けて園内に戻った。

 子供達は楽しそうだし、よかったなと感じ、強盗かと疑ってしまったお詫びに少しチップを弾んであげようと思い、大盤振る舞いで 300 ペソを渡したところ、御者はニコニコしながら、 “ sir 1500 peso !” と言います。

 御者 :「1500 peso sir!」
小生 :『What!  you said P 200 upon starting!.』
御者 :「200ペソは園内で、貴方達は外に出て、一時間乗っていので 1500 ペソだ」
 小生 :『外に行けとは言っていないぞ!』
 御者 :「園内を出るときに、外に行くか行かないか尋ねたが、No がなかったので外に出てもいいと思った。」
    (そういえば、タガログで何かしきりに話し掛けていたな)
 小生 :『セシル、あの時になんて言っていたの?』
 セシル:「タガログではなかったのでわからなかった、ビサヤ語であったようなの!」
 小生 :『・・・・』
     (詐欺だ!という英語が出てきません。)
わーわー言っていると、周りの御者連中が集まってきて、取り囲まれました。

以後、一切カレッサに乗ることはありません。
ほんとに、頭にきますね。

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