マニラの微風

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help リーダーに追加 RSS 第 58 話:乗物への投資

<<   作成日時 : 2006/06/10 11:33   >>

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 ジャパユキさんや、中近東の油田で働いたり、船員等海外出稼者で纏まった金を手にした者や、マニラのカラオケで働いていて日本人のボーイフレンドが出来たりして纏まった金の目処がついたような者で、ジプニー・タクシー・トライシクル等の乗物のビジネスに手を出す者が出てきます。
 オーナー業だけだったり、自分で運営も手がけたいという者も出てきますが、しかし、ほとんどが途中で夢破れる結果となります。

 その理由は?

信用できるドライバー等の使用人を見つけることが難しいためです。

車は購入しても、ほとんどが中古車で、金に困っているドライバーは、オーナーに対してあちこち部品が壊れたといって、修理費を要求することになるのです。しかし、実際には壊れていない部品を部品屋に売り飛ばし、更なる中古のオンボロ部品を購入して、差額をポケットに入れてしまいます。

 ほとんどのケースが、出資者本人がビジネスを管理するわけでなく、誰かに頼むことになりますが、上記のような事になるのを避ける為、又、家族思いの彼等・彼女等は信頼のおける自分の family の誰か、兄弟或いは叔父さん、従兄弟、又従兄弟等々に依頼します。
 
 ところが、信頼がおけるはずの family が曲者です。出資者は貧しいので海外就労者となったり、カラオケに努めているわけで、当然、その family も毎日の食事に困るぐらいに又、貧乏なのです。 そして、そのようなビジネスを始めたと知ると、兄弟の夫や妻等の日ごろ見たことがなかった遠い親戚等も family として、当然のようにヘルプを求めることになります。
 すると、Family 思いのドライバーをやらせている男達は、金に困って、部品を売り飛ばすことになります。
 取り替えた部品は更に中古で、又直ぐに壊れます。即ち、車の稼働率が下がります。当然運賃収入も低下、で、どんどん悪循環に陥って行きます。パトロンがいる間は、何とか彼に、様々な理由をつけてヘルプしてもらえればいいのですが、当然長続きはしません。更に、family を使っているので、訴えるわけには行きません。

実は小生もトライシクルに出資した事がありますが、まさに上記のとおり、1年も経たずに The End です。

彼女・彼等は happy, happy です。なんだかんだ言ってもほぼ1年暮らせたのですから。なにせ、赤字となったのは小生だけですから。

まあ、1年間貧しい人たちの暮らしを支えてあげた、いい事をしたと思うようにしましょう。

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