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1泊しての、胃及び腸の内視鏡検査のお値段は合計で 55,000 ペソ。(現在のレートで約 14 万円) 丁度、フィリピン共和国大統領、アロヨさんの月給と同額です。 この金額はフィリピンでは非常に高額です。 日本と比べても高いのではないでしょうか? 我々が普通お相手してもらっているフィリピーナ達だけでなく、当社の従業員でも、フィリピン人個人でこんな金額を払って検査を受けるような者好きはいないでしょうね。 当社の総務部長に、 『それでは、庶民はポリープ・癌などがあったらどうするのか?』 と聞いたところ、 「庶民は検査自体を到底受ける事は出来ないし、何もわからずに死んでいくだけです。」 庶民の場合は、具合が悪くなった状態で病院に何とか金を工面して行っても、癌などではどうしようもないという状態がほとんどのようです。 小金持ちは、内視鏡検査を受ける者も結構いるようですが、その結果ポリープが見つかっても、ポリープの状態によってはフィリピンでは設備や技術的に手術が出来ず、外国で手術を受ける必要がある場合には、費用の点で断念する者も多いといい、もう少し金持ちは台湾や香港で治療を受けるそうです。 更に金持ちは日本へ、大金持ちは米国・欧州へ行くそうです。 地獄の沙汰も金次第ですね。 今回の担当医師に聞いた話。 胃や腸内のポリープで柱状になっている(指の先端のように胃・腸壁から突き出ているもの)ものはフィリピンでも内視鏡を使って切除する手術は可能であるが、ベタと広がっているようなものは、内壁から削り取る必要があり、未だマニラでは手術できるところはないとの事。 柱状になっているポリープをそのままにして、大きくなっていくと長くなり、その内にこのポリープが内壁に倒れてベタっと広がったポリープになり、そのまま数年経つと癌になる可能性が大きくなる。 その為、50歳を過ぎたら、特に身内にポリープが発見された者や癌になった者がいる場合は定期的に内視鏡検査をうけたほうがいい。 との事ですが、フィリピンの庶民にすれば、検査自体が高値の花。 こういう検査が手軽に受けられる日本人・日本という国は幸せですね。 いや、知らずに死んでいくほうがいいのか?? 家族と生きる意味―フィリピン・マニラのストリートチルドレン
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