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本日のマニラ新聞によると、6月23日未明にマニラのマビニ通りで射殺された原科さん(34歳)の件で、目撃証言に基づいて容疑者6名(1名逃亡中)を特定、5名を身柄拘束・送検したものの、27日に遺体を伴って帰国した両親からは被害届けが出ていない為、同事件が不起訴処分になるか、例え容疑者が起訴されても最終的に裁判所が、 「容疑者を訴追する利益が無い」 などと判断し、控訴棄却の措置を受ける可能性があるとのこと。 フィリピン国家警察犯罪捜査隊の関係者によると 「日本の法制と異なり、被害届けが提出されない場合、すなわち、告訴人不在の場合、それが理由になって裁判で訴えが棄却される可能性があるほか、検察段階で不起訴処分にすることもある」 とのこと。 今回の事件の担当検事によると、 「そんな事は無い。告訴人の有無には関係無い。」 「証拠不十分の場合にのみ、不起訴処分、控訴棄却になる。」 と原則論を言っているそうですが、 事件直後、現場検証は全くされず、犯行に使われた拳銃は押収しているが、複数の警察官が素手で触っており、目撃者・目撃証言も発生当時とは変わっており、結局証拠不十分で不起訴となるのでしょうね。 フィリピンでは公判を維持するためには、被害届けを出した者が法廷で証言する必要があるということですが、被害者の両親はマニラ滞在中、被害届けを出すように警察からも何処からも説明を受けたことは無く、被害届けを出すために再来比しようとも思わないとマニラ新聞の電話取材に答えているということであり、結局この事件は不起訴ということになってしまうのでしょう。 結局、日本人が殺されたという事実だけが記録に残り、マニラ・フィリピンは非常に危険な国だという印象が皆さんの頭の中にインプットされてしまいますね。 滞在9年目でマニラで暮らす者としては、確かにこの国は命の値段が安く危険な国ではありますが、日本人の関係する事件では、女性やビジネスが絡んで殺人が起こるケースがほとんどで、且つ、同じ日本人が関係する事件が多いように感じ、かっては船で世界中の港を回っていた者としては、どこの国でも、路上でのひったく、強盗殺人等は発生しており、フィリピン・マニラだけが特に危険だとは思えないのですがね。 フィリピンに生活する日本人の中には、 「日本人に注意せよ!」 と言っている人もいます。 |
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